綱引き三昧

綱引きに行ってきた話。

というわけで全然Webとか関係ないんですけど綱引きに行ってきました。
沖縄では各集落で綱引きが行事として残っていて、旧暦の6月25日あたりは「ウマチー*1綱」という綱引きがおこなわれたりします。

沖縄の綱引きは集落を東(アガリ)、西(イリ)と二つに分けて*2、綱を引く訳なんですが、雄綱と雌綱という先端が輪っかになった二本の綱を「カヌチ棒」という棒を通して引き合うのが一般的です。

南風原 喜屋武(きゃん)の綱引き

今回行ってきたのは南風原の喜屋武(きゃん)という集落でもっそい激しい綱引きをする集落です。

綱引きは「東が勝つと豊漁」「西が勝つと豊作」みたいなそれぞれいわれがあって、東が勝ったら、次は西に勝ちを譲ったりするのですが、喜屋武の綱引きは普通にガチンコです。また、勝ち負けも「一定ラインまで引いたら勝ち」とかではなく「あきらめて手を離した方が負け」というルールなので綱引きを始めてから平気で30分とか勝負が続いたりするわけです。怖いですね。

綱を引いている写真がないのはついつい真剣に綱引きに参加してしまったからです。

那覇 松川(まつがわ)の綱引き

で、この前家の近くでも綱引きがあったので見てきました。那覇市の松川というところです。
なんか400年の歴史があるとかおっさんが言ってたよ。

綱引きの前に旗頭(はたがしら)という旗を東・西ともにバランスをとって持って見せたりしています。

ウマチー(時期ずれてる?)によく飲むお米の飲み物「ミキ」をもらいました。

というわけでWebと全然関係ない綱引きの話でした。おしまい!

*1:旧6月25日の6月ウマチーは稲の収穫祭的な意味合いがある

*2:場所によっては上・下だったりもする